それぞれの形に成形された部品に、様々な機械を使って、寸決めや孔あけなどを行います。チェアはテーブルに比べて構成する部品が多く、作業工程も多いのが特徴です。1 人でいくつもの機械を使いこなし部品を加工していきます。このとき先ほど紹介した治具が使われます。

高い精度で加工された部品を、すべて手作業で組み立てていきます。組み立てた後、プレス機を使い締め上げることで、人の力では締まりにくい部分も確実に締め上げる事が出来ます。

完成間近です。あとは最後の塗装を行い、しっかりと乾燥させれば完成ですが、塗装する前に、ここで再度丁寧に磨きます。

そして最後の塗装。

着色→中塗り→中塗り研磨→上塗り

この工程で着色を行います。塗装の途中でも再度磨きの作業が入ります。ここまで徹底して磨くことで塗装がきれいにのるそうです。そして何より飛騨産業の家具の滑らかな触り心地はこの磨きにより生まれています。

「磨きは飛騨産業の家具の良さでありネックでもある、どうしても手で作業しなくてはならないから、時間も手間もとても掛かる。」

それでも磨きにこだわって家具を作っているんだと笑ってお話して下さいました。

ウレタン塗装の場合は1時間、オイル塗装の場合はおよそ1日かけて乾燥させ、完成した家具はすぐに梱包されます。そして全国みなさまのもとへ届けられます。

いかがでしたでしょうか!

飛騨産業の妥協なき家具へのこだわり、感じて頂けましたか?

今回、工場と一緒に飛騨産業の家具修理工房も見学させていただきましたのでそちらも一緒にご紹介したいと思います!!

木のどこを使うか、目利きの技術が最も必要な工程のひとつです

座ぐり、曲げ木。職人の技により飛驒産業の座り心地は生まれます。

7塗り3磨き。塗装→磨きを繰り返すことで、美しい色、滑らかな手触りの家具になります。

数十年前のチェアでも、職人が一脚一脚修理します。