受け継いだのは技術と美意識。飛騨高山の職人にしかつくれない家具があります。
毎日つかえるように。末永く使えるように。軽く、強く、美しい家具をつくっています。
日本人の暮らしになじむシンプル・モダン。お届けしたいのは洗練された心地よい空間です。
それが日進木工のストーリー。
FROM HIDA

飛騨の家具

飛騨の匠の伝統を受け継ぎ今に伝える、そして引き継ぐこと。
飛騨高山で家具をつくるということは、職人にとって特別な意味を持つと言われています。

飛騨の匠

飛騨の匠は1300年前より都に上り、以来500年間、平城京や法隆寺、東大寺などの宮づくりで活躍されていました。
飛騨の職人たちには今もなおその歴史を引き継ぎ、ものづくりをしているという誇りとプライドがあります。

日進木工

飛騨の匠の伝統を今に新しく・軽く・強く。

機械加工と手加工のベストミックス

機械加工でないとできない精度と、手加工でないとできない面白いライン。
両方のいい部分を合わせてつくるのが日進木工の家具。
特に手加工は大量生産に向いておらず、コストが上がる為、多くの企業が一番に省いてしまう工程です。
そこを当たり前にするのが、製品の美しさへとつながっています。

手加工は技術継承へのこだわり

丸太で仕入れた木を製材し、適材適所へ切り分ける木取り。
割れたり反ったりと「木」は激しく動きます。
きちんと木の特性を見極め、そして刃物を入れていく技術。
そして、感覚を頼りに美しくきれいなラインと、人の手でしかできない技術の継承には同社が真剣に取り組む事業のひとつです。

人が主役の家具づくり

 家での主人公は人。
空間で家具が自己主張するのではなく、人が心地よく過ごせる空間を作りたい。
細くやわらかなライン。ベーシックな色。
そして毎日使うものだから、軽く・強くを意識してつくられています。

PRODUCT

FORMS

家族が集うダイニングルームのアイテムを樹種やカラー、サイズを選んで、自分らしいインテリアを実現するオーダーシステムです。
細いラインが美しいシンプルモダンなデザイン。

WHITE WOOD

オーガニックなイメージでデザインされた「ホワイトウッド」。
シリーズ誕生以来、ナラ材とブラックウォールナット材のコンビネーションと、繊細な加工と技術と手仕事で、素材が持つ表情を引き出しています。
チェアの木の実のような肘木のデザインと、このシリーズのために開発されたウレタン塗装でありながらオイルフィニッシュのような自然な仕上がり感は、まるで自然の中にいるような心地よい空間をつくり出してくれることでしょう。

Sof

河原でみつけた手になじむ石コロのように。
長い年月を経た自然の造形をお手本に、人の手で丁寧に美しく削り磨いて生まれたシリーズです。
どこに触れても丸くなめらかな手触りは、使う人の「暮らし」そのものを優しく包み込んでくれます。

kukka

kukkaはフィンランド語で<>。
北欧の澄んだ空のようにナチュラルで、そこにあるだけで明るく優しい気持ちにしてくれる。
花のようなシリーズです。

またその名の由来は見た目だけではありません。
テーブルの短手面の直線的な潔いデザインに対して、椅子をつけて使う長手面は、体に触れても痛くないように丸くやわらかな形をしています。
そう、優しい気持ちにしてくれるのは、そこに優しさがつまっているから。

coty

ふた葉>のイメージから生まれたcoty。
やさしい丸みのチェアやテーブルは、自然塗料仕上げもおすすめの、
人にも自然にも優しいデザインです。

日進木工工場見学レポート

岡山から新幹線に乗って名古屋まで。名古屋から特急ひだ3号に乗り換え、電車に揺られて4時間。
訪れたのは青い山々と田園風景、そしてきれいな飛騨川が流れる穏やかな風景に囲まれた飛騨高山。
この自然豊かな地でどのように家具がつくられているのかをご紹介いたします。

椅子ができるまで

昭和21年創業の日進木工は昭和33年に高山市桐生へ(現在の工場)へ移転。元々小学校の跡地だったその敷地の一角に土場(材料保管庫)があります。
海外で加工して板になった材料を使って家具を作るところが多い中、日進木工では基本的に材料は丸太で仕入れます。その丸太は同市内の製材所で板に加工され、この土場で約1年〜1年半ほど「天然乾燥」し、その後約1ヶ月人工乾燥をします。



前脚、後脚、笠木をつくるため、角材から丸棒へ加工します。
天然木なので欠点もあり、中には部材として使えないものもでてきます。手に持ったときの重さや目視によって省いていきます。



チェアの繊細で美しい曲線。それは「曲木」によってつくられます。
「曲木」の技法には3種類あるそうですが、背もたれの部分を作る時は「帯鉄式」が用いられます。まず、蒸し器に木材を入れて蒸し上がった木材を帯鉄といわれる型にのせて、機械でゆっくりと曲げていきます。



木工の細かい加工工程、組み立て工程の中ではチェアの貫などには木材を極力無駄にしないように、ウォールナットやブナ、オーク材など材を混ぜてつくられたり、木と木を組む際には木目をみて、その椅子にとって最も強い方向で組んでいくなど、木への、そしてモノづくりへのこだわりが感じられました。



工場見学を終えて・・・

今回工場見学に行かせていただき、一つ一つの注文に合わせて家具がつくられている様子を実際に見ると、そのお客様のために本当に一つ一つ丁寧につくられているのだなと感動しました。
「機械加工と手加工のベストミックス」。
現在、家具も効率を考えて大量生産されるようになってまいりましたが、日進木工さんではそういった大量生産される中で省かれる手加工の工程を愚直に守り続けられています。
だから機械では出来ない、人の手がつくりあげる美しいラインがだせるのだということを目の当たりにしました。
また、木のことを十分に理解した上での木工技術の高さに感銘を受け、その日進木工さんが作る家具の素晴らしさを多くの方にお伝えしていきたいと思います。
スタッフ 日向 智子