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About ligne roset

リーン・ロゼは、1860年フランスリヨン郊外のブリオードで、傘やステッキを作る会社として創業。
その後時代の変化とともに、その技術を生かしながら、伝統的な家具作りを始めました。
1973年には、当時の文化と技術革新をうまく融合させ、当時ロゼ社がつくってきた家具の中で突出して独創的なデザインとなった、ROSETTogo(ローゼトーゴ)が誕生。
のちにこのソファは、ロゼ社の代表的なモデルになっていきます。

今日では、約90名のデザイナーが携わりながら、ソファー、キャビネット家具のほかに、照明、アクセサリーに至るまで、コンテンポラリーなライフスタイルをトータルに提案。洗練されたデザインはもちろんのこと、毎年発表される豊富なラインナップと多彩な生地・カラーバリエーションを魅力に、世界各国から支持されています。

『ligne roset』の名前の由来

『Ligne』(リーン)とは、コレクションという意味があります。
『roset』(ロゼ)は、創設者の名前です。
つまり”ロゼコレクション”という意味です。

ROSETPrado

2015年に世界最大の家具の見本市『ケルン国際家具見本市』で、発表されるやいなや、瞬く間に大人気となった「ROSETPrado(ロゼプラド)」。
スペイン語で草原を意味する、『PRADO(プラド)』とネーミングされたこのソファには固定された背もたれも、ひじ置きもなく、ソファベースに、ポンと置かれた可動式の背クッションのみ。
人の生活や行動の研究から始め、新しいライフスタイルを提案することをコンセプトにしたデザインで、まさに「草原」のように自由にくつろぐことができます。
また、座面の奥行きは100㎝あり、シングルサイズのベッドとしても使用可能。
そして、自由に配置できる背クッションは、ソファベースの上だけでなく、床に置いて背もたれとして使用することもできます。

シンプルなモダンデザインでありながら、様々なスタイルでくつろげるソファです。

Designer

Christian Werner
(クリスチャン・ウェルネール)

1959年、ドイツ・ベルリン出身。ベルリンとハンブルクで工業デザインの訓練を受け、1987年からハンブルクでインダストリアルデザインの会社にデザイナーとして勤務。1992年に独立、ハンブルクにデザインスタジオを設立し、以来、数多くの製品とインテリアデザインを生み出してきました。 クリスチャン・ウェルネールの独創性に満ちた作品は、レッドドットデザイン賞をはじめ、世界各国の数々の賞を受賞。2015年に発表したロゼ社とのコラボレーション作品、『PRADO(プラド)』は、人の生活や行動の研究から形態が決められた、新しいライフスタイルを形にしたことで、大きな話題となりました。

ROSETTogo

1973年の発表から、45年を過ぎた今も世界中の人々に愛され続ける『ROSE Togo(ロゼ・トーゴ)』。
まさに時を超えたヨーロッパのモダンインテリアを代表する名作ソファです。
その一度見ると忘れられないほどインパクトあるソファを、一度は目にされたことがあるかもしれません。
このデザインは、「力強い蜂の腹」がデザインのモチーフとなったと言われており、タフティングという作業によってつくられます。
このタフティングは、ロゼ社の中でも数人しかできないと言われている、高度な技術が必要で、熟練職人の手作業によって一つ一つ丁寧に仕上げられます。
そして、このソファの心地よさの秘密は、オールウレタンの構造にあります。
快適に体を支えるためと、座った時の衝撃をしっかりと吸収するために、4種類の比重が異なる高密度ウレタンフォームを組み合わせてつくられています。
また、オールウレタン構造により軽量化も実現。
お掃除や模様替えなどの際にも簡単に移動が可能です。

Designer

Michel Ducaroy
(ミッシェル・デュカロワ)

フランス・リヨン出身。リヨンでは名高い装飾家の家系、Cheley ssin家の子孫として誕生。生まれながらにデザイナーの道を進むよう運命づけられた人といえます。幼い頃から家族や、一家の運営する会社の現場でデザインと技術を学び、リヨン国立美術学校を卒業。 リーン・ロゼとのコラボレーションは、1954年から行い、ソファ新世代といわれるウレタンフォームによるモデルを発表。『TOGO(トーゴ)』は、そのシンボルとなりました。『TOGO(トーゴ)』は、誕生から40年以上経ってもその斬新さ、魅力を失わず、現代でもリーン・ロゼを代表するソファです。ミッシェル・デュカロワの活動は、連続性を表し、それは美と機能調和の探求が彼にとって生涯の課題だということを語っています。